ＮＨＫ総合朝の連続ドラマ「てっぱん」は大阪が舞台になってます！
よく自転車で大阪の街を駆け回っていた数ヶ月前なら撮影現場に遭遇していたかも…

はじめて「てっぱん」の予告編を観たとき真っ先に思い出したのは「鉄板少女アカネ」です。

「鉄板少女」は堀北真希さんが主役なんですが、
もうひとつ堀北真希さん主役の「ケータイ刑事銭形舞ムービー」での滑稽なダンスが
「てっぱん」のオープニングの商店街で大勢で踊る様子や最後の方の愉快な踊りもよく似ているのです。


或る物を食べた時、または或る土地の風景を見たときなど何らかのきっかけでふと昔の風情がよみがえったりするものです。
ドラマ「てっぱん」を毎回見ているうちに思い出した事があります。
「そういえばうちにもお好み焼きの鉄板とかき氷機があったなぁ…」と。

ず～っと昔、ワタクシが生まれた頃はあまり裕福な家庭ではなく両親とも共働きのため１才から４～５才まで
他人の家に預かってもらっていたのです。
そこには大きな鉄板がはめ込まれた机一つとかき氷機がありました。
氷は製氷業者が運んでくるのです。
よくのこぎりで氷をガリガリ切っているアレです。
もちろん冷蔵庫も昔ながらの電器式ではない、タンスくらいの大きな代物です。
夏になるとよくかき氷を作ってもらったのを覚えています。
ただ、思いで話に出るのはかき氷の事ばかりでお好み焼きの事を話すことは今までありませんでした。
「てっぱん」を観ているうちに「そういえば一度だけ作ってもらった事あったなぁ」と、実際には何度かあったかも知れないけど記憶には一度だけ食べた様な事を思い出しました。

幼稚園入学に合わせてその１年ほど前から親と暮らすようになり、夏休みや正月だけそのうちに泊まりに行くようになったのですがその時にはもうテーブルは隅っこに片付けられており、かき氷機だけになっていました。
今思えばテーブルを片付ける前に一度だけ作ってくれたのかも知れません。学校で「うちではこんなんでかき氷作ってもらうんだ」というと皆にウソだと言われましたが内心優越感を味わっ
ています。
次の夏休みまた遊びに行くともうかき氷機は無くなっていました！
どうしたのかと思ったらうちの向かいの家に譲ったそうです。
その譲ったかき氷機で商売を始めたのです。
それから何度か向かいでお金を払ってかき氷を食べたのですが、子供ながらみじめな気分だったのを覚えています。

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